マジシャンも経験したエンジニアが、PdMで描く未来

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伊藤 匠

2022年|中途入社

開発部
エンジニア/PdM

toC向けWebサービスを複数展開している会社でバックエンドエンジニアを担当した後、ベーシックでフルスタックに転向。2025年終わりからPdM業務を中心に担当し、現在は新規プロダクト「askrun」のプロダクトマネジメントと開発を推進。

企画 → 実装 → フィードバック収集/分析 → 改善まで一連のプロセスのベース知識と業務経験があり、職種を区切らない働き方ができることが強み。

技術だけでなく、事業にも向き合える環境に惹かれて

これまでのキャリアについて教えてください

新卒でエキサイト株式会社に入社し、toCサービスのWebエンジニアとして2年間勤めました。

業務の7〜8割はエンジニアとしてコードを書いていた一方、自分の好みでグロースハック的な部分を企画と一緒にやったり、データ分析をしたりもしていました。当時からMLや統計を用いた分析が好きだったため、エンジニアの中でも事業自体に興味がある部類だったかもしれません。

2年間勤めた後にベーシックに転職し、最初の3年間、PdMになるまではferret MA(マーケティングオートメーションツール)の開発を初期メンバーとして担当させていただきました。

特にデータ量の観点から、エンジニアとしての力を大きく付けることができたと感じています。また、輪読文化や4Keysの提案、エンジニアメンバーを展示会に連れ出して顧客解像度を上げるなど、働き方や文化に関わる部分でもいろいろと取り組んできました。

ベーシックに入社したきっかけは何でしたか?

当時、面談していただいたVPoEとCTOのお二方がとても素敵な方だったのが大きな理由です。

当時の転職の優先項目の1つに「幹部層の方と気軽に喋れる環境」というものがあったのですが、まさにお二方はドンピシャで、考え方・向いている方向もある程度同じで、ここなら楽しく成長できそうだと感じました。残念ながら現在は退職されていますが、お二方に限らず、このような雰囲気を持っている方がベーシックには多いと思います。

また、サービス性質上、ある程度難易度が高い開発になることが想定されたため、ンジニアとしていい経験ができそうだと思ったこともポイントの1つでした。

海外でマジシャンに挑戦しながら、業務委託として働き続けた理由

一度ベーシックを離れて海外に行かれたとのことですが、どのような経験をされてきたのでしょうか?また、再びベーシックに戻ろうと思った理由を教えてください

海外では、主に英語の勉強と、ストリートマジシャンとしてお金を稼ぐ実践訓練をしていました。

もともと中学の頃から持っていた夢で、「海外を一座的に旅する」というものがありました。仲の良いメンバーで大道芸をしてお金を稼ぎながら旅をすることに理由なく憧れており、20代の今しかないと思い挑戦してみました。

実は、海外にいる間も業務委託でベーシックのエンジニアとして働いており、自分としてはあまり戻ってきたという自覚はありません。海外から働かせていただいた柔軟性などに対して恩を返したかった気持ちがあり、戻った理由を1つ挙げるとすれば、そこが大きいかもしれません。

※業務委託での海外勤務は当時の状況に応じた個別対応となります。

プロダクトを届けるために、足りないものすべてに向き合う

開発とPdMの両方に関わっていらっしゃいましたが、具体的にはどのような仕事をしていますか?

一言で言うと、「プロダクトを売る」ために足りない全てをします。

PdMと一言で言っても、責任範囲やスペシャリティは組織やチーム・個人によって様々です。自分の場合は、担当しているaskrun(新規事業として立ち上げ中のプロダクト)が立ち上げフェーズで、関わっている人数もそこまで多くないので、様々なことをします。

PdMの側面からは、半年〜1年後の構想と機能ロードマップを描きつつ、足元の機能・体験の設計と要件化、マーケや事業戦略部と協力して、どうプロダクトを届けるかを考えていきます。

エンジニアの側面からは、非機能要件の品質担保と新しい機能拡充、実現可能性検証などを行います。

これらに加えて、正式リリース前のaskrunを一部のお客様に無料で使っていただきながら、改善点やニーズを伺い、将来的な有料利用につなげるためのコミュニケーションも行っています。PLを引いて各種KPIを逆算するなど、さまざまな隙間部分に対応しながら仕事をしています。

若手を戦力へ成長させる「輪読会」

仕事の中で感じた課題に対して、問題解決したエピソードについて教えてください

派手なインパクトのある解決事例ではないのですが、地道に取り組んできた中で「これはやってよかった」と思っている取り組みがあります。その1つが「輪読会」です。

当時の組織の状態としては中堅層が全くいない状態で、自分たち若手がいかに十分な戦力へ成長できるかが課題でした。

そもそも成長とはどのような状態で起こるかを考えた時、当時から今に至るまで自分の答えは、「知識と経験の両輪が噛み合っている」状態です。

そして、知識が先行している状態を「知的好奇心」、経験が先行している状態を「パニックゾーン」と呼ぶとわかりやすいかもしれません。誰でも、新しい技術や考え方を知ったときに、試してみたくなる気持ちが湧いた経験はあるはずです。

この知識先行で経験がついてくる状態を作り続けることが、負荷無く成長を促すポイントだと考えており、そのための輪読会という立ち位置でした。

また、より効果を上げるために、本を読んでくることだけでなく、議論ポイントを優先順位づけして共有スプレッドシートにまとめてくることが前提となっており、輪読会というよりも議論会に近いスタイルをとっていました。

海外に行ったタイミングで自分は開催できなくなってしまったのですが、嬉しいことに他のエンジニアの方が引き継いでくれており、帰ってきた現在も運営されています。

関連して、PdMとしての自分のスタートも「プロダクトマネジメントのすべて」と「Product Led Growth」の実践から始まっており、現在は一部PdMと「プロダクトマネジメントのすべて」実践会をしています。

PdMとして大切にしたいのは、プロダクトビジョンを徹底すること

プロダクトを作る上で大切にしている考え方は何ですか?

PdMとしてはまだ経験が浅く、良いとされていることをどんどん試している最中なので、ここでは「大切にしている」よりも「大切にしたい」という観点で答えさせてください。

それは、「プロダクトビジョンを徹底する」ということです。

事業をしていると、どうしても売上を上げるという観点になり、そのためにプロダクトを良いものにする、価値を感じてもらう、お客さん目線になるという紐付けになりがちです。

それ自体必要なのですが、PdMであるなら、その機能をリリースしてプロダクトビジョンに一歩近づいたのかを徹底的に問いたいという思いがあります。

NSM(ノーススターメトリック)はただの売上の先行指標であるべきではなく、ビジョンの達成度を反映したものであるべきだと考えています。

簡単なことではありませんが、これから愚直に挑戦していきたいテーマです。

大きな裁量で、最先端の働き方と成長を

これからベーシックに入社する候補者の方に向けて、メッセージをお願いします

弊社では、一緒に良いプロダクトを作っていける仲間を募集しています。
大きな裁量と責任範囲を持ってさまざまなことに挑戦してみたいと思う方は、ぜひご応募ください。

最先端の働き方と成長ができる環境を用意してお待ちしております。

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