全社員がAIで仕組みをつくれる世界を目指して

秋葉 達也

2023年|中途入社

run事業部

データアナリスト

新卒で医学系出版社で編集者を経験した後、データアナリストに転向。ベーシックに入社後は全社を横断してデータ分析全般、社員のAI活用促進、AI活用による業務の課題解決を担う。

社内の「ワークフロー浸透PJ」を実施し、参加者71名全員で全140件もの活用事例を実現月間180時間もの工数削減に貢献した。

薬学部から専門書の編集者を経て、データアナリストへ

これまでのキャリアについて教えてください

大学時代は薬学を専攻し、2016年に卒業しました。新卒では医療学生向けの書籍を作っている出版社で4年間書籍編集者を経験しました。その後同社で2020年にデータアナリストに転向し、2023年にベーシックにデータアナリストとして入社しました。

その後2024年に半年ほど育休を取得し、復帰してからはデータアナリストだけではなくAI活用推進担当としても活動しています。

ベーシックに入社したきっかけは何でしたか?

新卒から7年間同じ会社に勤めていたのですが、自分が果たして外で使い物になるのかどうかを確かめたかったので転職することを決めました。転職の軸としてはデータエンジニアリングや機械学習モデルの構築などデータ系人材としての技術力を高められる環境を求めていました。

そんな折にベーシックの求人を見つけ、note を拝見したところ技術力が高められそうな環境であったことと、人柄が良さそうな方が集まっていると感じ、選考に応募することにしました。

実際に選考中に色々な方とお話しさせていただきましたが雰囲気がとてもよく居心地が良さそうだと感じました。運よくご縁をいただいたのでそのまま入社しました。

社内でAI活動文化の推進を牽引

ベーシックのAI活用について、秋葉さんがメインで推進してくださったと思いますが、どのように文化を作ってきましたか?

2022年の終わりにChatGPTが登場し、ちょうど私が入社する頃にこれはビジネス活用が色々と模索され始めていた時期でした。

私も2023年の1月にChatGPTデビューして当時Google Apps ScriptやPythonを書かせていたのですが、あまりに完成したコードの質が高かったのに感動し、半分趣味でAIに触れていました。

今ではありきたりの技術になりましたが当時はRAGのシステムを自作したりしていました。もちろん表ではデータアナリストとしてきちんと仕事をしていました。

そのような奇行が徐々に社内に認知されるようになり、AI活用推進の担当者となりました。

以下の2つの点を意識しながら活用を推進しました。

  1. AIに触れることを大事にする
  2. AIに関する情報流通を盛んにする

まず1つ目についてですが、AIは触って精度の肌感を掴むのがとても重要なので、研修も座学メインではなく、AIを触ることをメインにした構成にしました。

例えば私が社内で主催した『生成AI活用講座』では基本的にスライドの内容がスカスカです。スライドを見て何かを学ぶよりも私と同じようにChatGPTにプロンプトを入力していただいてAIの出力の変化を楽しめるように構成しています。

次に2つ目についてですが、AIは毎日のように情報が更新されるので個人の情報収集だけでは不十分になりがちです。なので、個人の知見を組織に流通させるような仕組みを作っていくと良さそうだと考えました。

そこで、まずは私自身が積極的にAIに関する情報の発信を行い、かつ自動で収集したAIニュースも配信する仕組みも作成しました。

また毎週1回、担当を決めてAIについて好きなことを話す「AI朝会」も主催しています。

上記2つは今も継続しています。

デザインの再現性まで担保する、AIスライド生成

仕事の中で感じた課題に対して、問題解決したエピソードについて教えてください

スライドの自動作成については継続的に課題解決に取り組んでいます。

ferret事業部ではセールスやカスタマーサクセスの方が顧客向けにカスタマイズしたスライドを数多く作成しており、その部分の自動化の相談が非常に多いです。

このタイプのスライド作成は再現性が重要であり、例えばA社のスライドとB社のスライドのデザインが全く違うということでは実用に耐えません。

現在リリースされているスライド作成ツールは綺麗なスライドは作成できますが再現性に難があるものがほとんどです。そのため毎回要望に合わせてスライド作成のシステムを開発しています。

最初に開発したものはソリューションに応じてテンプレートのスライドを組み合わせるタイプのもので、リューションを選ぶとそれに対応したスライドができるというアプリケーションでした。

こちらはルールベースでテンプレートを組み合わせているだけなのでデザインの再現率は100%です。

直近開発したのはスライドとjsonを相互変換する仕組みを利用したAgent skillです。

上記の文字列置換だとテキストは変換できてもグラフの部分は変更できませんでした。ところがスライドとjsonを相互変換する仕組みではスライド中のテキストとグラフのデータがまとめてjson化されるため、顧客ごとのテキストとグラフを作成できるようになりました。

半年の育休で、育児と向き合う時間を持てた

子育てとの両立をされている印象がありますが、育休を半年取ろうと思ったきっかけは?

第一子だったので育児がどんなものなのか経験してみたかったというのが一番の理由です。

実際子供とフルタイムで触れ合えたので発見も多く、非常に刺激的な半年になりました(寝不足になり大変なこともありましたが......)。

今は保育園に行っているのでフルタイムで子供と触れ合える時間は本当に貴重だったなあと思います。

ベーシックの働き方は、子育てと両立しやすい環境だと感じますか?

はい、とても感じます。フルリモートという点と有給以外にもお休みがとても多い点が素晴らしいです。

特に子供の行事が多い場合はエフ休が月1で取れるのは大きいです。

さらにリフレッシュ休暇が年に3日取れるので、育児と仕事の両方に力を入れたい場合はとても良い環境だと思います。もっとわがままを言っていいならフレックスタイムにしていただけるともっと嬉しいです(笑)

社員全員が、AIで業務をつくり変えられる状態へ

今後AI活用で挑戦していきたいテーマはありますか?

現在のベーシックの社員のAI活用レベルとしては「ワークフロー」を全員作れるレベルにまできているので、AI活用レベルとしては低くはないと思います。

しかし最近は、Claude Codeをはじめとしたコーディングエージェントを非エンジニアが使い始めるようになっており、私としては社員全員がコーディングエージェントを使いこなしている状態が現時点では理想だと考えています。

今後はこの理想状態を目指して活動していきたいです。

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