子育てをしながら、制作の価値を顧客成果へ広げる

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安座間 亜衣

2018年|中途入社

ferret事業部

制作ディレクター|マネージャー

Web制作会社でディレクション業務を経験後、制作グループの立ち上げメンバーとしてベーシックへ入社。産休・育休復帰後に制作グループのマネージャーに就任し、MVG複数回受賞するチームへと導く。

事業戦略を踏まえた組織改善と、制作売上創出・粗利改善を推進し、メンバーの意識変革も含めた組織の進化を牽引している。

子育てをしながら、時短でも価値を出せる働き方

これまでのキャリアについて教えてください

前職ではWeb制作会社で約6年半、Webディレクターとして勤務していました。

ただ、担当する案件や業務領域がある程度固定されており、ディレクターとしての成長に限界を感じていました。そんな中で出会ったのがベーシックでした。

ferret Oneという自社サービスを通じて、サイト制作だけでなく、提案・戦略設計・効果測定まで一気通貫で関われる点に魅力を感じました。

また、当時は子どもがまだ小さく、子育てをしながらでもキャリアを積んで長く働き続けられる環境も重視していました。

制度面だけでなく、「時短でも価値を出せる働き方を一緒に作ろう」と言ってもらえたことが、入社の決め手になりました。

納品で終わらず、成果につながるサイトをつくる

ferret Oneの制作は一般的なWeb制作とどのように違いますか?

一般的なWeb制作は「サイトを作って納品すること」がゴールになりがちですが、ferret Oneの制作はマーケティング成果を出すことが前提になっています。

ターゲット設計や訴求の整理といった初期戦略から、公開後の改善や施策運用まで関わるため、単なる制作ではなくマーケティング支援の一部です。

また、デザインも単なる見た目ではなく、信頼や理解を生むための"体験設計"として捉えている点も特徴だと思います。

制作プロジェクトを進める上で意識していることは何ですか?

一番意識しているのは、"なぜこのサイトなのか"を言語化し、関係者全員で共通認識を持つことです。

サイト制作では、

  • 顧客の解像度不足
  • 社内での認識ズレ
  • 抽象的な要望

が原因で手戻りが発生しやすいです。

そのため、

  • 初期戦略で訴求やターゲットを明確にする
  • ワイヤー段階で意図をすり合わせる
  • 小さな違和感を放置しない

といったコミュニケーション設計を徹底しています。

実際に、「小さな違和感をそのままにしない」ことは自分の中で大事にしている価値観の一つです。

非エンジニアでも、プロダクトの可能性を広げる

仕事の中で感じた課題に対して、問題解決したエピソードについて教えてください

これまで制作の現場では、「顧客のやりたいことは明確なのに、プロダクトの仕様上できない」という場面が多くありました。

その場合は代替案で対応するか、「開発が必要」と切り分けるしかなく、制作側でできることには限界があるのが当たり前で、実現できないジレンマと「本当にそれでいいのか?」という課題意識がありました。

現在ベーシックでは、ビジネスと技術の両視点から課題を捉え、解決していくことが求められています。

例えば、バイブコーディングなどを活用し、非エンジニアでも顧客要望とプロダクトをつなぎ合わせられる仕組みづくりです。

これにより、

  • 「できない」とされていた要望にも対応できる余地が生まれた
  • イメージを言葉だけでなく、触れる形で共有できるようになった

といった変化がありました。

その結果、関係者間の認識ズレが減り、途中段階から具体的に議論できることで、意思決定のスピードと精度が向上しています。

制作と開発の間にあった壁を少しずつ越えながら、顧客の課題に対して、より本質的な解決ができる状態に近づいていると感じています。

「自分たちは価値を届けている」という誇り

マネジメントを行う上で意識していることを教えてください

マネジメントで一番意識しているのは、チームメンバー一人ひとりが、自分たちの仕事に価値と誇りを持てる状態をつくることです。

制作グループは、AIやCMSの進化など外部環境の変化を大きく受ける領域です。だからこそ、「今自分たちが顧客に何を価値提供できるのか」「自分たちの存在意義は何か」を問い続け、チームとしてアップデートしていくことを大切にしています。

また現在は、制作も単なるコストセンターではなく、事業に貢献するプロフィットセンターとしての役割が求められています。その中で大切にしているのは、顧客課題に向き合い、必要な提案をすることです。

当初は「自分たちはセールスではない」という戸惑いの声もありましたが、不要なものを売るのではなく、課題解決のための提案であることを伝え続けてきました。

現在では、メンバー一人ひとりが主体的に顧客と向き合い、本質的な課題に踏み込んだ提案ができるようになっています。

メンバーが「自分たちは価値を届けている」と実感し、自信と誇りを持って働ける状態をつくること。それが、マネージャーとして一番大切にしていることです。

良いサイトで終わらず、顧客の成果まで届ける

チームとして成果を出すために意識していることを教えてください

チームとして成果を出す上で意識しているのは、顧客への価値提供事業への貢献切り離さずに考えることです。

制作はどうしてもアウトプットの品質に目が向きがちですが、私たちはその先にある「顧客の成果」や「事業へのインパクト」まで含めて、チームとしての成果だと捉えています。

そのため、

  • 顧客の課題に対して本当に必要な提案ができているか
  • その提案が顧客の成果につながるものになっているか
  • 結果として事業への貢献につながっているか

という視点を、チーム全体で持つようにしています。

また現在は、メンバー一人ひとりが顧客と向き合い、ヒアリングを通じて課題を深掘りし、提案につなげていくことにも取り組んでいます。

その結果、制作の品質向上にとどまらず、顧客への本質的な価値提供や事業への貢献にもつながってきています。

単に良いサイトを作るだけでなく、顧客の成果と自社の事業の成長の両方に貢献できる状態をつくることを大切にしています。

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